BEFORE
AFTER
治療情報
- 症状
- なし
矯正治療を希望されてご来院、矯正治療のリスク把握のためCTを撮影したところ、偶然舌盲孔を発見、予防的な観点から治療を開始した。
- 治療方法
- コンポジットレジン修復(ダイレクトボンディング)
右上2と左上2に舌盲孔という深い溝があり、その中に虫歯を誘発しやすい空洞があるため事前に空洞を封鎖することとした。 - 費用
- 税込み¥30000×2
- 備考
- 少しでも削りすぎると露髄(歯の神経が露出)してしまうため非常に繊細な作業が求められます
患者様情報
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
治療方法
右上2と左上2の二本を治療しましたが。今回は左上2の写真のみ掲載します。
まずは術前、特に何かあるようには見えません。
まずは術前、特に何かあるようには見えません。
#15のファイル(0.15㎜)でつついても全く穴は見当たらず…
やはりCTを撮影して検査しなければ見つけられることはなかったでしょう。
やはりCTを撮影して検査しなければ見つけられることはなかったでしょう。
少し削ります。
穴が見えてきましたが、大きさはおそらく0.05㎜程。
まだまだ器具は挿入できません。
まだまだ器具は挿入できません。
染色を行い穴の位置をより明確化します。
穴は画像下側の溝につながっていることがより正確に把握できます。
優しくつついていると、ついにズボッと穴が開きました。
隠れていた穴の入り口が正確に確認できます。
隠れていた穴の入り口が正確に確認できます。
その後さまざまな器具を使い丁寧に入り口を拡大
中に小さな齲蝕があることが確認できたので、超音波ダイヤモンドチップにて丁寧に除去を行います。
中に小さな齲蝕があることが確認できたので、超音波ダイヤモンドチップにて丁寧に除去を行います。
また、穴は内開きの形状をしているためアンダーカット部が見えずらい状態です。
こちらのマイクロエキスかベータ―を使い触診もかねて汚れを書き出します。
こちらのマイクロエキスかベータ―を使い触診もかねて汚れを書き出します。
汚れを掻き出しつつ、触診でアンダーカットの深さも把握します。
齲蝕検知液を中に塗りこみ確認
検知液に染まる部分がなくなったのを確認。
検知液に染まる部分がなくなったのを確認。
エッチング処理
コンポジットレジン充填
細いので気泡が入る可能性が高く、細心の注意が必要です
細いので気泡が入る可能性が高く、細心の注意が必要です
治療完了
特殊な光を当てることで治療部位が分かります。
今回は大きな齲蝕になる前に予防的な処置が精度高くできました。
こちらの治療は削る際も詰める際もかなり繊細な作業する必要があります。
少しでも雑に行うと、切削時に歯髄を痛めてしまったり、齲蝕が内部に残ったままになりいずれ歯髄壊死を招く可能性がありました。
良いタイミングで治療ができたのではないでしょうか?
今回は大きな齲蝕になる前に予防的な処置が精度高くできました。
こちらの治療は削る際も詰める際もかなり繊細な作業する必要があります。
少しでも雑に行うと、切削時に歯髄を痛めてしまったり、齲蝕が内部に残ったままになりいずれ歯髄壊死を招く可能性がありました。
良いタイミングで治療ができたのではないでしょうか?
左がBefore (ピンク:歯髄 青:舌盲孔)
右がAfter (白い部分がコンポジットレジン修復部位)
今回は大きな齲蝕になる前に予防的な処置が精度高くできました。
こちらの治療は削る際も詰める際もかなり繊細な作業する必要があります。
少しでも雑に行うと、切削時に歯髄を痛めてしまったり、齲蝕が内部に残ったままになりいずれ歯髄壊死を招く可能性がありました。
右がAfter (白い部分がコンポジットレジン修復部位)
今回は大きな齲蝕になる前に予防的な処置が精度高くできました。
こちらの治療は削る際も詰める際もかなり繊細な作業する必要があります。
少しでも雑に行うと、切削時に歯髄を痛めてしまったり、齲蝕が内部に残ったままになりいずれ歯髄壊死を招く可能性がありました。